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Airbit・Traktrain・自サイト販売 徹底比較|手数料と使い方【2026年】

2026年7月7日
本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
ビート販売プラットフォームの比較図

ビート販売のプラットフォームと聞いて、まず思い浮かぶのは世界最大手のBeatStarsでしょう。当サイトでも「BeatStars 始め方完全ガイド」や「BeatStars vs Airbit徹底比較」で詳しく紹介してきました。

販路ごとの手数料と自由度BeatStars手数料あり・集客大Airbit手数料あり・老舗Traktrain会費制・審査あり自サイト直販決済手数料のみ・自由度最大
販路は「手数料と集客」対「自由度」のトレードオフ。自サイト直販は手数料最小だが集客は自力。

しかし、ビートを販売できる場所はBeatStarsだけではありません。ここではBeatStars以外の選択肢として、老舗のAirbit、プロデューサー同士のコミュニティ色が強いTraktrain、そしてStripeやGumroadを利用した自サイト販売について、2026年7月7日時点の各公式サイト情報をもとに比較していきます。このジャンルは料金や機能が変わりやすく、数年前の記事では情報が古くなっているケースも多いため、現在利用できる公式情報を確認したうえでまとめています。

結論から言うと、「費用をかけずに始めるならAirbitかTraktrain、ファンへの直接販売やブランド作りを重視するなら自サイト、そして集客力まで含めた総合力ではBeatStarsを軸にする」という選び方が2026年時点では現実的です。順番に見ていきましょう。

1. Airbit:無料プラン+手数料0%の老舗

Airbit(旧MyFlashStore)は2006年頃から続く老舗プラットフォームで、2023年にBandLab Technologiesに買収された後もサービス提供が続いています。公式サイトによるとユーザー数は80万人以上、プロデューサーの累計収益は5,000万ドル以上です(2026年7月時点)。

料金プランと手数料

Airbitならではの強み

Airbitの大きな特徴は、ビートが使われたYouTube動画から広告収益を回収できるYouTube Content ID(YouTube Monetization)を提供している点です。2026年時点では、主要なビート販売サービスの中でもこの機能を持つサービスは限られています。審査制で、アカウント内に10ビート以上が必要となり、承認されると広告収益の80%を受け取れます。BeatStarsの同種サービス「Content ID & More」が2026年1月に終了したため、この機能を重視する場合はAirbitが有力な選択肢になります。

一方で弱点もあります。マーケットプレイスの集客力はBeatStarsと比較すると小さく、累計支払額ベースでは約8倍の差があります。また、ストリーミング配信(DSP配信)機能には対応していません。詳しい違いについては「BeatStars vs Airbit徹底比較」でも解説しています。

2. Traktrain:MP3なら無料・0%で売れるコミュニティ型

Traktrainは2013年から続くビート販売プラットフォームで、公式サイトによると7.7万人以上のプロデューサーが参加し、累計支払額は1,000万ドル以上です(2026年7月7日時点のサイト記載)。以前は招待制プラットフォームとして知られていましたが、現在はプロデューサー登録ページから直接サインアップできます。

料金プランと手数料(2026年7月7日時点の公式料金ページより)

プラン料金手数料・主な条件
Free$0MP3販売は手数料0%。ストレージ10GB・キットは3つまで。WAV・Stems・Exclusive・キット販売には25%の手数料
100プラン月$9/年$89.88
(初年$47.88の割引あり)
100アップロードまで手数料0%(超過分は25%)。ストレージ100GB
Unlimitedプラン月$19.99/年$179.88
(初年$95.88の割引あり)
アップロード・ストレージ無制限、全販売手数料0%。スケジュール投稿・メールリスト・埋め込みストアなど全機能

※traktrain.comの料金ページを2026年7月7日に確認。初回割引は時期により変わる場合があります。決済の受け取りはPayPalとクレジットカード(Stripe)に対応。

Traktrainならではの特徴

Traktrainは「Type Beatカルチャーとの距離が近い」ことが特徴のプラットフォームです。プロデューサー同士の交流やトレンドチャートが活発で、単なる販売場所というよりコミュニティとしての側面があります。さらに近年では、ライブ配信でビートレビューを行いチップを受け取れるHouse Party(チップはStripeへ直接入金・プラットフォーム手数料0%)、月額制でループやキットを届けるCreator Memberships(クリエイターの取り分90%)など、ファンとの関係作りを意識した機能も追加されています(公式サイト・2026年7月7日確認)。

ただし注意点として、無料プランでは「MP3以外は25%手数料」「ダイレクト購入リンクなど一部機能が利用できない」といった制限があります。そのため、本格的に販売していく場合は有料プランを前提に考えたほうがよいでしょう。また、日本語には対応しておらず、情報も英語が中心です。

3. 自サイト販売:Stripe・Gumroadで「手数料を自分で設計する」

3つ目の選択肢は、プラットフォームに依存せず、自分のサイトや販売リンクから直接ビートを売る方法です。SNSやYouTubeですでにファンを集めている人ほど相性が良く、プラットフォーム手数料ではなく決済手数料だけで販売できる点がメリットです。ここでは代表的な2つの方法を紹介します。

Stripe Payment Links:月額0円+国内カード3.6%

StripeのPayment Links(決済用リンク)を利用すると、コードを書かなくても決済ページのURLを作成でき、Webサイトを持っていなくても販売を始められます。日本の標準料金は初期費用・月額費用0円、国内カード決済1件あたり3.6%(通貨換算が必要な場合は+2%。2026年7月7日時点のStripe公式料金ページ)。売上は日本の銀行口座へ入金されます。ただし、購入後のファイル納品やライセンス契約書の送付は自動化されないため、自分で販売フローを構築する必要があります。

Gumroad:月額0円+直販10%+$0.50

デジタル商品の販売サービスであるGumroadは、商品の販売からファイル納品までを自動化できる点が強みです。手数料はプロフィール・直接リンク経由の販売1件につき10%+0.50ドル、Gumroad内のDiscoverマーケット経由で新規顧客が購入した場合は30%です(2026年7月7日時点の公式料金ページ)。2025年1月からは、Gumroadが「マーチャント・オブ・レコード」として世界各国の売上税・VAT処理を代行しており、海外向け販売時の税務負担を軽減できる点も特徴です。クリエイターへの支払い方法は国によって異なるため、日本からの受け取り方法については公式ヘルプで確認してください。

自サイト販売の本当のコスト

手数料だけを見ると、自サイト販売は最も利益率が高い方法に見えます。しかし実際には、集客・試聴プレイヤー・ライセンス契約・購入後の納品まで、販売に必要な仕組みをすべて自分で用意する必要があります。ビート販売専用の機能(リース/Exclusive管理、自動契約書、試聴ストア)まで求める場合は、AirbitのInfinity StoreやBeatStarsの埋め込みプレイヤー・Pro Pageを自サイトに組み込む「ハイブリッド構成」のほうが現実的です。一方で、Stripe/Gumroadを使った純粋な直販は、サウンドキット販売や、すでに関係性ができているファンへの販売と相性が良い方法です。

「手数料0%」でも、かかるコストの置き場所が違う マーケットプレイス 月額を払う集客は借りられる決済も用意されている コミュニティ型 無料枠がある形式に制限あり客層が限られる 自サイト販売 決済手数料のみ集客は自力設計の自由度は最大 手数料が安いほど、集客の負担は自分に返ってきます いま自分に足りないのがお金なのか、聴いてくれる人なのかで選び方が変わります
考え方の整理。具体的な料率は本文の比較表にまとめています。

4. 手数料・コスト比較表(2026年7月7日時点)

AirbitTraktrainStripe直販Gumroad参考: BeatStars
月額/年額無料〜
Platinum $19.99/月(年払$95.88)
無料〜
100プラン 年$89.88/Unlimited 年$179.88
$0$0Starter $19.99/年〜
販売手数料(セラー側)0%MP3は0%
(無料プランのMP3以外は25%)
0%10%+$0.50(直販)
30%(Discover経由)
0%
買い手側手数料0%0%Marketplace経由のみ12%
決済手数料PayPal/Stripe別途PayPal/Stripe別途国内カード3.6%/件手数料に含むPayPal/Stripe別途
契約書・納品の自動化ありありなし(自前)納品のみ自動あり
マーケットの集客力中(Type Beat系コミュニティ)なし(自力)小(Discover)大(世界最大級)

※各社公式サイト・公式料金ページの記載を2026年7月7日に確認。BeatStarsの詳細は始め方ガイド参照。料金・条件は変更される場合があります。

5. 結論:日本からの使いやすさで選ぶなら

1円もかけずに販売を体験したい → Airbit(Basic)または Traktrain(Free)

どちらも無料で始められ、PayPal連携によって日本から売上を受け取れます。MP3リースを中心に考えるなら、Traktrainの「MP3は0%」という仕組みは分かりやすく、非独占販売を試す環境として優れています。ただし、無料プランには制限があります。Airbitはアップロード上限、TraktrainはMP3以外25%の手数料があるため、事前に確認しておきましょう。

YouTubeの二次利用収益まで回収したい → Airbit

YouTube Content IDを提供している現行の主要ビート販売サービスはAirbitです。Type Beatの無料DL文化とも相性が良く、動画経由の広告収益という「もう1つの収益源」を作れる点が魅力です。

固定ファンへの直販・サウンドキット販売 → Gumroad / Stripe

SNSやYouTubeですでにファンを獲得している場合、月額0円で利用できるGumroadやStripe Payment Linksによる直販は、高い手取り率を維持しやすい方法です。日本の銀行口座へ入金できる点も扱いやすいポイントです。ドラムキットやループ集など、「ライセンス管理が比較的シンプルな商品」から始めると運用しやすいでしょう。

本気でビート販売を軌道に乗せたい → メインはBeatStars+サブ販路

集客力・契約や納品の自動化・PayPal/Stripeによる日本からの利用しやすさを総合的に考えると、メインの販売場所としては現在もBeatStarsが最有力です(販売手数料0%・Starterプラン年額19.99ドル、2026年7月時点)。そのうえで、無料で利用できるAirbit/Traktrainを追加販路にし、GumroadやStripeをファン向けの直販に使うという複数販路の運用が、2026年の定番戦略と言えます。どの販売先を選んでも、タイトルやタグ設定などのメタデータ最適化はType Beatタイトル&タグ生成ツールを活用すると効率化できます。

BeatStars(ビートスターズ)
全プラン販売手数料0%・世界最大級の集客力。メイン販路の第一候補(2026年7月7日時点)。
BeatStars公式サイトを見る
料金・プラン内容は2026年7月7日時点の情報です。最新情報はリンク先でご確認ください。

よくある質問

Q1. Traktrainは無料でビートを販売できますか?

できます。無料プランではMP3ビートの販売が手数料0%で、ストレージ10GBの範囲でアップロード可能です。ただし、WAVリース・Stems・Exclusive・サウンドキットなどMP3以外の商品販売には25%の手数料が発生します。有料プラン(100プラン/Unlimitedプラン)に加入すると0%になります(2026年7月7日時点の公式サイト記載)。

Q2. Airbitは今も使えるサービスですか?

使えます。Airbitは2023年にBandLab Technologiesに買収された後も運営が継続されており、無料のBasicプランと有料のPlatinumプラン(月額19.99ドル、年払い95.88ドル)を提供しています。販売手数料については、セラー側・買い手側とも0%を公式に掲げています(2026年7月時点)。

Q3. 自サイト販売のコストはどれくらいかかりますか?

Stripeの決済リンク(Payment Links)なら月額費用0円で利用でき、日本の標準手数料は国内カード決済1件あたり3.6%です。Gumroadは月額無料で、プロフィールや直接リンク経由の販売1件につき10%+0.50ドル(Discoverマーケット経由は30%)の手数料がかかります(いずれも2026年7月7日時点の公式サイト記載)。ただし、集客・ライセンス契約書・ファイル納品の仕組みは自分で準備する必要があります。

Q4. BeatStarsと他のプラットフォームは併用できますか?

非独占(Lease)ライセンスであれば、複数プラットフォームで同時販売するケースは一般的です。ただし、独占(Exclusive)で販売したビートは他の販売先から削除する必要があるため、在庫管理は必須になります。販売先を増やすほど管理の手間も増えるため、初心者の場合はまず1つのプラットフォームに集中し、販売が安定してから販路を広げる方法がおすすめです。ライセンスの基本については「BeatStarsライセンス完全ガイド」で解説しています。

まとめ

2026年のビート販売では、「セラー手数料0%」が業界の標準になりつつあります。その一方で、無料プランで利用できる範囲、買い手側の手数料、販売や契約を自動化できる機能には各サービスごとの違いがあります。Airbitは無料利用+Content ID、TraktrainはMP3無料販売とコミュニティ、自サイト販売は高い利益率とファンへの直接販売、そしてBeatStarsは圧倒的な集客力が特徴です。自分がどこからファンを集めているのかを基準に販売先を組み合わせれば、プラットフォーム選びに悩む時間を減らし、ビート制作に集中できます。販売価格の決め方に迷った場合は「売れる価格設定の考え方」も参考にしてください。

本記事はアフィリエイト広告を含みます。料金・手数料・機能は執筆時点(2026年7月7日)にAirbit・Traktrain・Stripe・Gumroad・BeatStarsの各公式サイトおよび公式料金ページで確認した情報です。プラン・手数料は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。為替レートにより円換算額は変動します。