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Serum 2レビュー|新機能・価格・Rent-to-Ownでの買い方【2026年】

2026年7月7日
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トラップやEDM系ビートの定番シンセとして長年支持されてきたXfer Recordsの「Serum」。その待望のメジャーアップデートがSerum 2です。2025年3月のリリース以来、単なるバージョンアップにとどまらず、「ウェーブテーブル専用機」から「サンプル・グラニュラー・スペクトラルまで扱えるハイブリッドシンセ」へと進化したことで、大きな注目を集めています。

Serum 2で何が変わったのか——新機能や価格、アップグレードの条件、そして一括購入とRent-to-Own(分割買い取り)のどちらを選ぶべきかまで、Beat Lab編集部が2026年7月7日時点のXfer Records・Splice公式情報をもとに整理しました。「まずは無料シンセから揃えたい」という人は、無料プラグイン8選もあわせてどうぞ。

Serum 2のメイン画面。オシレーター・フィルター・LFO・エフェクトのレイアウト
Serum 2のインターフェース。3基のオシレーター、モジュレーション、エフェクトが1画面にまとまっている。

画像: Xfer Records 公式サイトより(各オシレーター/モジュレーションの画面)

Serum 2とは|「Serumの後継」であり無料アップデート

Serum 2は、Xfer Recordsのソフトシンセとして2025年3月に登場しました。何より大きいのは、Serum 1ユーザーへ無料アップデートとして提供されたこと。既存ユーザー全員に次世代版をそのまま渡すというのは業界でも珍しく、Splice公式ヘルプにも「Serumを買ったすべてのユーザーはSerum 2へ無料でアップグレードできる」とはっきり書かれています。

これまで集めてきたプリセットも、そのまま使えます。公式はSerum 1用プリセットはすべてSerum 2で読み込み可能(逆にSerum 2のプリセットをSerum 1で開くことはできません)と案内していて、買い揃えたプリセットパックが無駄になる心配はありません。

新機能レビュー|何が変わったのか

① オシレーターが3基に増え、新しい合成方式が追加

オシレーターは従来の2基から3オシレーターへ。ウェーブテーブルに加えてサンプル、マルチサンプル、グラニュラー、スペクトラルという新しいタイプも選べるようになりました。いちばん効いてくるのは、ワンショット素材をグラニュラーで引き伸ばして質感を作るような“サンプラー的な音作り”がSerum単体で完結すること。上ネタやテクスチャの引き出しがぐっと増えます。

Serum 1 ウェーブテーブル専用機 OSC 1 Wavetable OSC 2 Wavetable 進化 Serum 2 ハイブリッドシンセ(3オシレーター) OSC 1 OSC 2 OSC 3 + 新しい合成方式 Wavetable Sample Multisample Granular Spectral
Serum 1の2オシレーター構成から、Serum 2は3オシレーター+新合成方式(Sample/Multisample/Granular/Spectral)へ拡張。
Serum 2のWavetableオシレーター画面
Wavetable
定番のウェーブテーブル。補間モードとワープが強化された
Serum 2のMultisampleオシレーター画面
Multisample
生楽器の再現用。sfz形式で自分の素材も読み込める
Serum 2のSampleオシレーター画面
Sample
ループ検出・スライス・テープストップ的なRate操作
Serum 2のGranularオシレーター画面
Granular
素材を粒に分解して質感をつくる。引き伸ばしにも
Serum 2のSpectralオシレーター画面
Spectral
倍音レベルでリシンセシス。時間と周波数を大胆に

画像: Xfer Records 公式サイトより(各オシレーター/モジュレーションの画面)

② モジュレーションの強化

Serumの代名詞だったドラッグ&ドロップのモジュレーションはそのままに、LFOやエンベロープまわりの編集機能が強化され、より複雑に変化するサウンドを組めるようになりました。動きのあるベースやリードを作る際の自由度が上がっています。

モジュレーション:ソースから行き先へ モジュレーション・ソース 行き先(かけたい場所) LFO(自由に描ける) エンベロープ マクロノブ ベロシティ/ノート カオス(Lorenz) フィルター カットオフ オシレーターの位置 ワープ/FMの量 エフェクトの深さ ピッチ/パン ドラッグ&ドロップでつなぐ つまんで、動かしたいノブの上で放すだけ
Serumらしいドラッグ&ドロップのモジュレーションは健在。Serum 2ではLFOやエンベロープの編集機能が強化された。
Serum 2のLorenzアトラクタ表示。カオス的なモジュレーションの軌跡
新しいカオス系のモジュレーション源(Lorenzアトラクタ)。規則的なLFOでは出せない揺らぎをかけられる。

画像: Xfer Records 公式サイトより(各オシレーター/モジュレーションの画面)

③ アルペジエイターとクリップシーケンサーを内蔵

さらにアルペジエイターMIDIクリップシーケンサーを内蔵したので、プラグイン単体でフレーズまで組めるようになりました。コードを押さえるだけでロールやアルペジオを試せるから、メロディーループのスケッチにちょうどいい。キー選びで迷ったら、BPM・キー検出ツールで参照曲のキーを調べてから打ち込むのがおすすめです。

内蔵アルペジエイター/クリップシーケンサー コードを押さえる C - E - G アルペジエイター コードから自動でロール クリップシーケンサー 自分のフレーズを打ち込む DAWにMIDIを書かなくても、プラグイン単体でフレーズのスケッチまで完結する
コードを押さえるだけでアルペジオやロールが鳴り、クリップシーケンサーでは自分のフレーズも組める。メロディーループのスケッチ用途に向く。

④ エフェクトとブラウザの刷新

エフェクトも種類とルーティングが増え、音の仕上げまでSerum 2の中で完結しやすくなりました。プリセットブラウザも新しくなり、大量のプリセットから目的の音へたどり着きやすい。細かい変更点はXfer Records公式の「What's New」に一覧でまとまっています。

エフェクトのルーティングとプリセットブラウザ Distortion slot 1 Filter slot 2 Chorus slot 3 Delay slot 4 Reverb slot 5 スロットの並べ替えやルーティングの組み替えが自由 刷新されたプリセットブラウザ 検索… Bass Lead Pad Texture 公式表記で626以上のプリセット・288のウェーブテーブルから目的の音を探せる
エフェクトは種類とルーティングが増え、仕上げまでSerum 2の中で完結しやすい。ブラウザも検索とタグで絞り込めるようになった。

価格とアップグレード条件(2026年7月7日時点)

入手方法価格条件・備考
Serum 1所有者無料無料アップデートとして提供(Splice経由の購入者・完済者も対象)
新規・一括購入$249買い切りの永久ライセンス。Splice公式ヘルプに「Serum 2は$249 USD」と明記
新規・Rent-to-Own(Splice)$9.99×25回
(総額$249)
金利・手数料なし。完済で永久ライセンス。3日間の無料トライアルあり

※2026年7月7日、Splice公式ヘルプ(Serum 2 FAQ・2025年10月更新)などで編集部が確認しました。発売当初は期間限定のイントロ価格($189・2025年6月1日まで)がありましたが、いまは通常価格です。セールや為替で変わることもあります。

面白いのは、Rent-to-Ownの総額($9.99×25回=$249.75相当、公称総額$249)が一括購入とほぼ同じだという点。分割にしても金利で損をしない作りなので、「一度に大きく払いたくない」人にはかなり合理的な選択肢です。

一括購入 $249 買い切り・永久ライセンス 認証アプリ不要・最大4台まで Rent-to-Own(Splice) $9.99 × 25回 総額 $249・金利0・手数料なし 3日間の無料トライアルあり 総額はほぼ同じ($249)。あとは支払いスタイルで選ぶだけ。
一括購入もRent-to-Ownも総額は$249。分割でも金利・手数料は0で、支払い方法で選べる。

購入手段の比較|一括 vs Rent-to-Own

一括購入(Xfer Records公式など)

Xfer Records公式などで$249を払えば、最初から認証アプリのいらない永久ライセンスが手に入ります。Splice公式ヘルプによると、Xferのライセンスは最大4台までのマシンで使える方針。資金に余裕があって、常駐アプリを増やしたくない人にはこちらが向いています。プリセットパックやセールを見たいときは、後で触れるPlugin Boutiqueが便利です。

SpliceのRent-to-Own(月$9.99×25回)

こちらは、サンプルサービスでおなじみSpliceの分割買い取りプログラムです。仕組みはSplice公式ヘルプで次のように説明されています。

「収入に波がある月は止めて、落ち着いたらまた再開する」——そんな柔軟な使い方ができるのが最大の強みです。分割で手に入れたい人にとっては、いまのところいちばん現実的なルートといえます。

そのほかの選択肢は?

Plugin Boutiqueにも独自のRent to Own(無利息・途中解約OK)がありますが、編集部が2026年7月7日に対象製品を確認したかぎりではSerum 2はラインナップに含まれていませんでした。Loopcloud(Loopmasters系)公式でも、Serum 2本体のRent-to-Ownは見当たりません。分割で入手する現実的な手段は、いまのところSpliceのRent-to-Ownです。一括購入やプリセット探しなら、後述のPlugin Boutiqueで価格・セールをチェックできます。

Serum 1 を持っている? はい 無料アップデート Serum 2 へ $0 で更新 いいえ 予算に余裕がある? はい いいえ 一括購入 $249 Rent-to-Own $9.99 × 25回
選び方の目安:Serum 1所有なら無料。新規は予算に応じて一括$249かSplice Rent-to-Own($9.99×25回)を選択。
Xfer Serum 2
Serum 2(Plugin Boutique)
Serum 2本体・対応プリセットパック・セール情報のチェックに。通常$249(2026年7月7日時点の公式表示)
Plugin BoutiqueでSerum 2を見る
楽天で探す →
※価格・キャンペーンは変動します。最新はリンク先でご確認ください。分割購入(Rent-to-Own)を希望する場合はSplice公式をご確認ください。

こんな人におすすめ / 迷うべき人

なお、Serum 2で作ったビートを書き出したら、公開前にダイナミクス診断(無料)でラウドネスを確認しておくとYouTube・販売用の仕上がりが安定します。低域のシンセベースを設計するなら808・ベースのミックス方法も参考になります。

よくある質問

Q1. Serum 1を持っている場合、Serum 2は買い直しが必要ですか?

A. 買い直す必要はありません。Serum 2はSerum 1所有者への無料アップデートとして提供されています。Splice経由でSerumを買って完済した人や、まだリース中の人も無料でアップグレードできると、Splice公式ヘルプに明記されています。

Q2. Rent-to-Ownを途中で解約するとどうなりますか?

A. 払った分の進捗は消えません。いまの請求期間が終わるまでは使え、そのあとは認証が通らなくなりますが、再開すれば続きから支払えます。残額をまとめて清算してしまうことも可能です。

Q3. Serum 2は無料で試せますか?

A. SpliceのRent-to-Ownに3日間の無料トライアルがあります。リース中はSpliceアプリで3日ごとの認証が必要ですが、完済してしまえばアプリは不要になります。

Q4. Serum 1のプリセットはSerum 2で使えますか?

A. 使えます。Serum 1用のプリセットはすべてSerum 2で読み込めます。ただ、逆にSerum 2のプリセットをSerum 1で開くことはできません。

まとめ

Serum 2は、定番のウェーブテーブルシンセからサンプル・グラニュラー・スペクトラルまで扱えるハイブリッドシンセへと進化し、しかも既存ユーザーには無料で提供された、インパクトの大きいアップデートです。新規で買う場合も、一括$249とRent-to-Own総額$249がほぼ同額なので、予算や支払いスタイルで選べば大丈夫。まずは3日間トライアルで、自分のビート制作に合うか試してみてください。

Plugin Boutique(プラグイン総合ストア)
Serum 2本体・Serum用プリセットパックやセール情報のチェックに。無料プラグインの配布も多数
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※価格・キャンペーンは変動します。最新はリンク先でご確認ください。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。価格・仕様は執筆時点(2026年7月7日)に編集部がXfer Records・Splice等の公式サイト・公式ヘルプで確認した情報です。セール・為替により価格は変動します。最新の情報は公式サイトをご確認ください。